1957年は、最初の数年は固く非常にタニックだった。今日ではブーケは繊細ではっきりとし、この年代の素晴らしいヴィンテージを代表するワインだ。味わいは最初はソフトだが、それから少々痩せ、フィニッシュには軽くドライなタンニンを感じる。しかし全体的な印象は、素晴らしいヴィンテージの印象だ。フィニッシュのドライ感は、今日では事実さらに少々酸味があり、さらに生き生きとしたタンニンのワインの一時代を充分に代表している。飲まれるべきワインだ。なおマグナムは非常に素晴らしくさらに数年間寝かせることができる。
(2002年9月)
Margaux
気象条件
年の初めは困難で、何度かの春の霜が印象に残る。その後天候は、まっとうだったが、収穫まで涼しかった。10月には記録的な暑さを記録し、このことがこの遅い収穫を救った。(10月4日の収穫)