シャトー・マルゴーにとって、年代物のワインたちは、エクセレンス(秀逸性)を追求する私どもの変わらぬ姿勢、そして、受け継がれてきたワイン造りの技と心を象徴する大切な存在です。シャトーに保管されているワインを対象に、その品質とさらなる長期熟成を保証するため、通常およそ40年ごとにリコルク作業を実施しています。
高度な専門性を有する専属スタッフらによってボトルはひとつひとつ丁寧に鑑定・試飲され、厳格な品質基準を課して、非の打ちどころのないワインのみをリコルク作業にかけています。全工程において徹底して精巧な作業を心がけ、シャトー・マルゴーの名に恥じない、エレガントさと重層感を映し出す品質の保持をお約束します。
最新鋭の設備を用いた作業は、ワインが酸素(エア)に一切触れないよう、窒素ガス充填下で行なっています。あらゆる観点からのバランス維持に効果的です。試飲鑑定の結果を待って、同じ収穫年のワインで目減り分を補充し、丁寧に打栓を行ないます。赤ワインには天然コルクを、白ワインにはディアムコルク「Diam30」を採用し、トレーサビリティおよび品質保証として、リコルク実施年をコルクに記載しています。シャトーにおいて試飲およびリ
精緻さへのこだわりと確かな技術力を糧に、シャトー・マルゴーの価値を次世代へと継承する努力を日々重ねています。
コルクを行ったボトルであること、そしてリコルク実施年を明記した裏ラベルも新たに貼付します。