赤ワイン用ぶどうの収穫

本日朝、理想的なコンディションのもと、メルロの収穫を開始しました。

収穫日の決定にはいつも慎重にならざるを得ません。濃醇さが魅力のワインを目指してタンニンがしっかり熟した状態で収穫するのか、あるいは、みずみずしく香り豊かなワインを求めて早めに収穫するのか。もちろん重要なのはバランスです!今年は順調に生育サイクルをたどり、花が咲いたタイミングで予想された日程(ここに早期収穫である理由があります)での収穫スタートとなりました。本日、熟度の指数となる要素(アロマ、糖、酸、タンニンなど)すべてが整いましたし、同時に、この複雑なアロマ、みずみずしい風味、そしてエレガンスが損なわれてしまうリスクを考えました。

ぶどうの衛生状態は完璧です。8月中旬から暑く乾燥した天候に恵まれており、今後も好天が続きそうです。ぶどう果実は2018年および2019年に匹敵するレベルにまで凝縮しており、新たな偉大なるヴィンテージの誕生が期待されます!