2016年初夏のブドウ畑は、素晴らしい状況でした。とても乾燥した気候だった2015年に続く冬と春は、再び水分を補給できるほど、十分な雨量があることを見越していました。残念ながら全体的な湿度のせいで、ボルドー中の共通の敵であるべと病の症状をある程度促進してしまいました・・・。そのためブドウ栽培者はより一層尽力し、その成果で、安定した健康的なブドウ畑を維持することができました。自然はさらに、私たちにとって有利に展開しました。6月第一週の数日間は好天が続き、好条件のもとで開花しました。そしてさらに偉大なヴィンテージへの輪郭を描くために、これからも日差しが必要です。7月初旬の夏の陽気のおかげで、私たちの期待も高まっています。