ソーヴィニヨン・ブランの摘み取りが、今朝終わりました。収穫量は昨年比でやや少なく、例年通りといえます。とりわけ品質は秀逸だと感じます。というのもよく熟していて、しかも酸も極めて高く、素晴らしいフレッシュさや長期熟成に耐えうる可能性を予感させます。
そして今、私たちは赤ワイン用ブドウに視線を変え、期待を寄せつつ細心の注意を払っています。今後の天気予報は良好で、このまま予報通りにいけば、8月に恵まれなかった好天を9月に得て、ブドウにとって有利な展開となりそうです。8月末には期待していなかったこの状況に、偉大なヴィンテージである1996年を思い起こします。